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地元紙記者は「今回、解体された豚は、福島県川俣町で飼育されたものなのです」と語るが、福島県の養豚組合の担当者は「牛と違い豚には個体識別番号はあり ませんので、出荷地が生産地になってしまいます」と説明する。つまり、移送された豚は「福島県産」とはならず、食肉として出荷された地域からの「他県産」 となってしまうということだ。

前出の養豚組合の担当者は「これまで緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万頭が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県など。いずれも避難先の県産として出荷されています」と明かす。

熊本県健康福祉部健康危機管理課が出した報道資料で、

福島県産の豚が熊本県でと畜されたので、県と熊本市で放射性物質の測定をした。

と畜された豚は、福島県伊達郡川俣町(計画的避難区域)で飼養されていたものを、繁殖用として県内農場が6月に購入した15頭のうち2頭。

1頭からは、6.6ベクレル、もう1頭からは10.1ベクレルの放射性セシウムが検出された。

国の暫定基準以下なので、健康に影響を与えるものではない。

自然放射線量2.4ミリシーベルトの約1万8千分の1である。

福島県から購入された豚は全て福島県で、外部被曝放射線量の測定が実施されており、全頭無検出だった。

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